2003-03-13 第156回国会 参議院 予算委員会 第10号
そして、もしよければその関連で、自己資本の充実をさせようとしているけれども、それは今でも、今の自己資本充実策はいいことだということに評価をされているのか。この点について、竹中大臣と日銀総裁にお聞きしたいと思います。
そして、もしよければその関連で、自己資本の充実をさせようとしているけれども、それは今でも、今の自己資本充実策はいいことだということに評価をされているのか。この点について、竹中大臣と日銀総裁にお聞きしたいと思います。
○峰崎直樹君 ちょっとその前に、私ちょっと聞き落としたやつが一点あるので前にさかのぼりますが、今の四大メガバンクの自己資本充実策、中身は、三つのSということをおっしゃいましたね、去年。その三つのSに照らし合わせてみて、その四つのメガバンク、まあ私は三菱東京フィナンシャルというのは正に公募していますから問題ないと思ってはいるんですが、まあこれも調べなきゃいかぬけれども。
そして、今三つのSをおっしゃいましたけれども、誠実のところは今、少し条件、基準を示されましたけれども、健全であるとか戦略的であるということについて、この点については、今四大メガバンクが進めている自己資本充実策はこれは今の基準に照らし合わせて大丈夫だ、もし、いや、まだ今それは検討中ですと、最後まで、三月期決算が出るまで待っていますということであるならそれはそれでも構わないんですが、それはいつ、だれが、
三つ目が、自己資本比率を上げなきゃいけないという例のBIS規制に端を発した自己資本充実策で、これに伴う貸し渋り。この三つが重なっているのが問題かと思うんです。 中小企業に直接金融の道を広げるという意味で、今回の私募債に信用保証をつけるというのは、私は数は必ずしも多くないかもしれないけれども大事な芽だと思いますので、これを大きく育てていってほしいなと思うわけであります。
幸い、国からの自己資本充実策もいろいろと両機関ともとられてきておりますので、その点についての最終的な懸念はないと確信をしておりますし、当然、その内容を詳細なディスクロージャーを通じて説明してまいりたい。
同時に、市場の正常な淘汰作用を通じまして、我が国のオーバーバンキング体制の抜本的な再編合理化を断行する観点から、その吸収合併も含めまして、民間受け皿銀行等に対する自己資本充実策を公開制の原則のもとに適時適切に講じていくということを私どもは考えているのでございます。
したがって、社会民主党としては、金融監督庁の検査等によって認められた債権であるという条件を付して、第二分類債権に係る二次ロス問題の懸念解消は健全な借り手対策とも重なり合う部分が多いとの認識に立ち、公的保証の付与及び優先株の購入など、民間の受け入れ側の資金調達や自己資本充実策にこそ前向きに取り組むべきだと考えるところです。 小渕総理の御見解をお伺いいたします。
我が国金融システムの不安が払拭されていない状況を踏まえまして、引き続き、自己資本充実策により金融システムの安定化を図ることが重要であると認識をいたしておりまして、この法律を廃止することは考えておりません。
不良債権処理策についてお尋ねでございますが、公的資金による金融機関の自己資本充実策は、我が国金融の危機的状況に対処し、金融システムに対する内外の信頼を確保し、その安定化を図るための緊急措置として行われたものであり、破綻のおそれのある金融機関の救済を目的としたものではありません。また、その経営責任につきましては、破綻金融機関と同列に論じるべきではないと考えております。
なお、公的資金による自己資本充実策につきましては、金融危機管理審査委員会が決定をいたしました審査基準において、債務超過の金融機関は資本注入の対象外とされておるところでございます。
第二点が、企業家精神に満ちた中小企業の市場参入を促進すると同時に、その継続的な活動を可能とするために開業支援を含めた金融支援策、自己資本充実策及び事業の継承、継続の円滑化のための対策を検討すること。 それから第三点が、小規模企業が地域経済社会の基盤を支えている、将来の中小企業を生み出す苗床であるという点に着目いたしまして、意欲のある小規模企業者を支援していく必要があるという点でございます。
また、この舞台装置が整い、その運用実績も見定めてから、初めて損失処理の引き当てや実質処理のために、債務超過に陥った銀行の自己資本充実策の一環としての公的資金投入が検討の対象となり得ると思いますが、橋本総理及び大蔵大臣の見解をお伺いいたします。 いずれにしても、市場の淘汰作用によって破綻せざるを得ない金融機関の延命にまで手をかす愚かさだけは避けなくてはなりません。
同時にまた、今日の金利の状況でありますから、二・五とか三とかという利息を払わぬでも、別なところからの自己資本充実策も実はとろうとすれば現在はとれるという状況でありますから、そこで、それぞれの金融機関の自己判断、経営判断に基づいての申請であったというふうに私は理解をしておるわけであります。
今般の自己資本充実策によりまして、金融システム不安が遠のいたこともあり、貸し渋りの状況は少しは緩和しているような様子も見えますけれども、今後ともなおその状況を厳しくチェックをし、必要に応じ、さらなる要請等をしてまいりたいと、こう考えております。(拍手)
また、今回の自己資本充実策で貸し渋りが解消されていないという御指摘をいただきました。 今般の対策は、金融の危機的な状況に対処し、金融システムの安定化を図ることを目的としたものであり、同時に貸し渋りの解消にも資することを期待しているものであります。
総理は、この銀行支援策について、公的資金の活用による自己資本充実策により金融機関の融資対応力の強化が図られ、貸し渋りの解消にも資することを期待しておりますと国民に説明をされてきました。総理の説明と現実がまるで違う。総理はこうした事態を予測されていたんでしょうか。
次に、自己資本充実策と減税の関係で不公平という御指摘をいただきました。 しかし、今回の対策は、議員が既によく御承知のとおり、個別金融機関の救済を目的としたものではなく、金融システムの安定が我が国経済の景気回復軌道への復帰には必要不可欠、そうした考え方のもとに、金融システムの安定化のために行う緊急対策であります。
また、その意味では、今回公的資金による自己資本充実策を実行に移させていただきましたが、これはまさに金融の危機的な状況に対応して我が国における金融システムの安定化を図ることを目的としているものでありますけれども、同時に、これは金融機関の自己資本比率の向上を通じて、その資金供給能力の拡大というものは国内だけではなく外にも向かい得る、そうした要素も持つものだと私どもは考えております。
したがって、大部分はやはり民間金融機関の貸し渋りに対して手を打たなきゃいかぬのではないかな、こう思っておりますが、これまで政府あるいは我が党が打ち出してきました公的資金による資本注入というような問題や土地の再評価問題といった自己資本充実策によりまして貸し出し余力が高まるわけでありますから、その政策の恩恵を受けた金融機関に対してはもっと強く貸し出しの拡大を要求するというような行政指導があってもいいんじゃないかなと
○松永国務大臣 今般の自己資本充実策においては、優先株式等の引き受け等について、まずもって審査委員会が、金融の危機管理という観点から、優先株式等の引き受け等について厳正な審査の上申請を承認するかどうかにつき議決を行うこととなっております。
○松永国務大臣 いわゆる公的資金を活用しての民間金融機関の自己資本充実策でございますが、これについては、委員もよく御承知と思いますが、数回にわたる金融危機管理審査委員会の会議の末、審査基準というのが設けられて、それが明らかにされております。
○国務大臣(松永光君) 委員よく御存じのとおり、今回の自己資本充実策というのは、我が国の金融システムに対する内外の信頼が低下しておる、そういったことを解消するために金融システムに対する内外の信頼を高めていくための措置としての今回の方策だというふうに思っているわけであります。
次に、自己資本充実策が不公平という御指摘がございました。 今回の対策は、金融システムが我が国経済の基盤であり、その安定が我が国経済の景気回復軌道への復帰には必要不可欠と考えました上、金融システムの安定化を図るために断固として行う緊急対策であります。
今回のこの金融二法、新しい法律によります金融機関の自己資本充実策、これにつきましては、御承知のとおり、昨年の十一月、いろいろな金融機関、証券会社が相次いで破綻をいたしました。こういうことから、我が国の金融システムに対します国内、海外ともどもの信頼が遺憾ながら大きく揺らぎまして、信用秩序の維持、それから国民経済の円滑な活動に重大な影響が及ぶという懸念が大きくなりました。